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サマータイム導入について 長所・短所 高齢者は?

サマータイム導入 利点 欠点

 

2020年の東京オリンピックにむけて、物議をかもしだしているのが         「サマータイム導入」について。

 わが国にも、かつてサマータイム制度が導入されたことがあります。太平洋戦争終結後、石炭事情の悪化、 電力不足の深刻化等を背景として、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部=日本における占領政策を実施し た連合国軍の機関)の指示により、昭和23年(1948年)から導入されました。

その目的としては、国民の健 康福祉の増進、重要資源の節約、国民の時間観念を養うことなどと説明されましたが、日本人に馴染みのないサマータイム制度の導入に関する国民的な議論が行われなかったばかりでなく、法律が制定された昭和 23(1948)年4月28日のわずか3日後の5月1日からサマータイムが実施された結果、多くの国民に戸惑いを与えることとなりました。

その後、昭和26(1951)年9月にサンフランシスコ講話条約が調印された後、サマータイム制度を継続 するべきかどうかについての検討が行われました。また、同年9月から10月にかけて総理府国立世論調査所による世論調査が実施されましたが、その結果は、サマータイムをやめたほうがよいとする人が53%、続けたほうがよいとする人が30%というもので、廃止を支持する意見が過半数となりました。

廃止を希望する理由としては、「農(漁)村生活にぴったりしないし、つい労働過剰になる」26%、「慣習を変更されることを好まない」22%、「保健上よくない(疲れてだるい)」16%などが多く、一方、続行を希望する意見としては、「労働条件や民間企業に好影響(能率があがる)」25%、「余暇を利用できる」21%、「保健上よい」16%などがありました。  わが国において戦後はじめて導入されたサマータイム制度は、こうした世論調査の結果や、電力事情が改 善されてきたことなどを背景として、GHQの廃止と時を同じくして、制度導入から4年後の昭和27(1952) 年4月に廃止されました。 

さて、廃止から何十年も経過した現在、導入に向かっての利点を、国ではどのように謳っているのでしょうか?箇条書きにしてみます。

■サマータイム導入による利点(サマータイムパンフレットより)

太陽の明るさが可能にしてくれるライフスタイルの提案

4月と10月に気持ちをギアチェンジしよう  サマータイムの効果は、単に省エネ、温室効果ガスの排出削減効果があるだけではありません。時計の針を1 時間ずらすことによって、私たちの「生き方」「暮らし方」「働き方」が大きく豊かにかわる可能性があるのでは ないかと考えます。

サマータイムがもたらす省エネ/温室効果ガス削減効果(直接効果)

 直接的な効果としては、夕方の明るい時間帯が一時間長くなるため照明機器の使用時間が短くなる(点灯 開始時間が遅くなる)ことによる省エネ効果、午前中気温が低いことによる冷房需要への影響などのプラス 面と、気温が高い夕方時間帯の冷房需要増によるマイナス面が考えられますが、こうした家庭用、業務用の照 明需要、冷房需要等に与える効果を総合すると、わが国全体で年間約151万トン(CO2換算)の削減が見込まれ ます。 

サマータイムは犯罪・交通事故の減少にもつながります(間接効果) 

 サマータイムの効果には、前頁でみたような省エネルギーやCO2削減効果など、夏時刻に切り替わると直 ちに効果があらわれるもの(直接効果)のほかに、私たちのライフスタイルが変化することによって、やや長 期的で間接的にあらわれる「ライフスタイル効果」のようなものがあるでしょう。  これら長期的・間接的効果には、例えば明るい夕方の時間を活用した地域活動・ボランティア活動の時間が 増加して地域・コミュニティーが活性化するとか、通勤時間が明るくなることによって交通事故や犯罪が減少 するといった大きな社会的効果が期待できるものと思われます。 

主にこんな内容をパンフレットでは説明しています。次に、導入した際の短所ですが、社会的な影響も過大ですが、特に日本人は睡眠時間が世界でも短時間である事が有名です。そこで、高齢者や病気を持っている方々に影響を与える睡眠について、取り上げてみたいと思います。

 

*一般社団法人 日本睡眠学会より*                                               どのような健康障害が考えられるでしょうか。年齢を問わず 大きく3つの要素への影響が指摘されています。

1. 生体リズムへの影響

2. 眠りの質への影響

3. 眠りの量への影響

● リズム調整能力が低下している高齢者への影響

高齢者もサマータイムの影響を大きく受けると考えられます。人は歳を重ねると社 会的活動への意欲や興味が弱まり、社会的活動が少なくなる傾向があります。このこ とによって、起床・就寝などの生活リズムが体内時計の影響をより強く受けるように なるとともに、自然の昼夜変化や季節変動に一致してきます。サマータイムのような 人工的で急激な時刻変更は、生活リズムが昼夜変化や季節変動など自然のリズムに近 づいている高齢者にとって、負担が大きいでしょう。

なお、高齢者ではありませんが、実験的に生活リズムの変化に対する適応力と年齢と の関連を見ようとした実験を紹介しましょう。18~25歳の6名(若年群)と、37~52 歳の8名(中年群)で、生活時間帯を6時間早めることの影響を見た実験です。その結果、 中年群は若年群に比べ、睡眠中に途中で目覚めることが増え、かつ目覚めも早くなって しまう結果となったのです。また中年群ではぼんやりとし、体調が悪く眠気におそわれ、 日常活動にも努力が必要と感じる割合が増えていたのです。年齢を重ねるにつれ、生活 リズムの変化への適応が難しくなることが示唆される実験結果といえるでしょう。

 

● 病者への影響

病者への影響に関しては、とくに、精神疾患の患者さんへの影響が指摘されています。眠りに問題を抱えている児童の親に対するアンケート調査で、60%以上の親が夏時間への移行時に子供の眠りに中等度以上の何らかの問題が生じると指摘しています。眠りに問題を抱えている人々では、 夏時間に適応できずに症状が悪化する可能性が危惧されます。

なお、夏時間では睡眠時間が減ることはすでに指摘しましたが、睡眠時間の減少が うつ病の発症のきっかけになることが指摘されており、夏時間への移行時の影響が危 惧されます。さらにオーストラリアの男性では、夏時間への移行時に自殺が増える傾 向にあることも指摘されています。

 

オリンピックというイベントを考えた時、確かに歴史に残る大イベントですが、一方、各国からの選手軍は、地球上の「時差」という避けられないタイムテーブルを調整しつつ、記録にチャレンジしています。その時差を考慮したうえで、サマータイムを導入せずに円滑に進めることができないのか?(もちろん、セキュリティや来場者、運営面も考慮した上で)一考もありと思われます。

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